借入金のお話し その239
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
それを受けいろいろな経費項目につきどのような削減案があるのか、という話をしています。
今回は、火災保険の続きです。
火災保険で気をつけなければならないのは一括払いです。
例えば30年分を一括で支払う、なんて契約があります。
その場合、支払う金額は1年分の30倍なんてことは絶対にありません。
いくらかの割引があるはずです。
25年分の金額くらいで良いよ、ってな感じになるのが普通です。
これだけ聞くと「払えるお金があるなら一括払いの方が得じゃん」となりますよね。
それでは実際に火災が起きてしまったらどうなるのでしょうか。
当然年払いだろうが、一括払いだろうが、所定の保険金は支払われます。
例えば、一括払いをしていて5年目で火災があり保険金を受け取ったとしましょう。
30年契約だったとして残りの25年分の保険料は返してくれるのでしょうか。
答えは、NOです。
その分は無駄になってしまうのです。
それなら年払いにする?いやいや火災なんて滅多に起きないから一括払い?滅多にないなら入らない?
あとの判断はおまかせします。
借入金のお話し その240
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
いろいろな経費についてどのような削減案があるのか考えていきましょう。
今は、損害保険の話をしています。
そんな中で今回はちょっと変わった話をしましょう。
損害保険について相談すべきはどこかという話です。
結論から言います。それは会計事務所です。
なぜか、というと話は単純です。会社のことを一番良くわかっているのは会計事務所だからです。どんな保険に入るべきかを判断できる、という事と、いくらぐらいの保険料なら会社が負担していけるのかを判断できるのは会計事務所だけだからです。
会計事務所の中には保険代理店をやっているところも多々あります。当事務所もそうです。そういった所であれば当然損害保険の事も十分勉強していますし、保険会社に直接連絡するより間違いなく身近な存在だと思います。
損害保険会社はそれが直接の仕事ですから、なるべく保険には入ってほしい、という営業となってしまいますが、会計事務所はそれが直接の仕事ではありませんので、より親身になってくれるはずです。
借入金のお話し その241
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
いろいろな経費についてどのような削減案があるのか考えていきましょう。
今は、損害保険の話をしています。
今回は前回の話の続きで、損害保険の話は会計事務所へ、という話をします。
ちょっと話はずれますが、損害保険の代理店をしている会計事務所としていない会計事務所、どっちが良いのか、という話をしますね。
これは明らかに代理店をしている事務所です。理由はいくつもあります。
まず1つ。損害保険の代理店をしている事務所は間違いなく生命保険の代理店もやっています。
それも同じくいろいろなところにネットワークを構築しているはずです。
会計事務所然として会計税務のことしかしない、等という事務所より、明らかに知識も深く広がりもあり、人脈も持っていることでしょう。
次に、代理店をやっている方が、より顧問先を守ろうと考えているということです。
これは2つの意味を持ちます。
1つは単純に顧問先を様々な危機から守ろうと考えているという事。
保険会社におまかせにしていない、という事です。
そしてこれがもう1つの話につながります。
借入金のお話し その242
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
いろいろな経費についてどのような削減案があるのか考えていきましょう。
今は、損害保険の話をしています。
今回は前回の話の続きで、なぜ損害保険代理店をやっている会計事務所の方が良いのか、という話をします。
代理店をやっている方が顧問先を守ろうと考えている、とのことですが、何から守ろうとしているのか。
1つは様々な危機からです。
もう1つは保険会社からなんです。特に生命保険の営業マンは保険を売るのが仕事ですから、えてして必要以上の保険を売りたがる傾向にあります。
窓口販売をしている保険代理店が「あなたにとって最も適切有利な保険を選びます」と言っておきながら実は代理店手数料が高い保険ばかりを勧めていたという実態をふまえて保険業法が改正されたのもつい最近のことです。
保険の事は保険会社にまかせている税理士に聞くと「餅は餅屋」といった答えが返ってくるのですが、私にはその人が親身になってお客様を守ろうと思っているとはとても思えないのです。
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借入金のお話し その237
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
それを受けいろいろな経費項目につきどのような削減案があるのか、という話をしています。
今回からしばらく保険に関する話をします。
今回は損害保険の続きです。
まず、火災保険。
これは建物を持っている会社であればほとんどの会社が加入していると思います。
理由は単純です。実際火災が起きてしまった場合の被害が甚大だから、ということ、保険料がそれほど高くないということ、です。
よく、どうせ火事を出すなら全焼、なんて話を耳にします。
これはどうも本当のようですね。
単純に半焼だった場合、保険は半分しかでません。しかし、実際は焼け残った半分はもう使い物にはなりません。
まずは、においです。煙のにおいはかなり強烈で、その後もまずとれません。少なくともにおいがなくなるまでに数年はかかるでしょう。
次に構造です。残った半分に焼けた部分をつぎ足しますか、それともふさいでしまいますか。
いずれにしても、うまくいかないことが多いのは歴然でしょう。
ただし、全焼を待つのではなく、類焼とならないように、とっとと消し止めるべきなのは言うまでもありません。
借入金のお話し その238
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
それを受けいろいろな経費項目につきどのような削減案があるのか、という話をしています。
今回からしばらく保険に関する話をします。
今回は、火災保険の続きです。
前回、火災保険は安い、という話をしました。
なぜ、安いのでしょうか。
理由は単純です。
近所で火事があった、とか知り合いや親戚が火事にあった、ということが今までに何件ありましたか。
あまり多くはないでしょう。
実際調べてみたところ、ちょっとデータが古いですが静岡市で平成26年に起きた建物の火災はたった88件です。
静岡市全体で何棟の建物があるのか知りませんが、人口70万人ですから10万棟くらいはあるのではないかと思います。
そう考えると火事の割合は0.1%にもなりません。
1000棟に1棟にも満たないのです。
自動車事故に比べると、もう比較になりませんね。
ただし、これを受けて気をつけなければならないことがあります。
火災保険の一括払いです。
なぜ、気をつけなければならないのかは次回お話しします。
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借入金のお話し その235
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。
今回からしばらく保険に関する話をします。今、社会保険に加入していない会社が多い中、まずは本来であれば一人でも従業員がいれば社会保険に加入しなければならない、ということを御理解ください。実際、当事務所のお客様の中で突然会社を訪問してきた人に社会保険の調査を受け、追徴金を取られることになった会社がいくつかあります。社会保険庁の方も手をこまねいているわけではないようです。ただし、その調査結果はバラバラです。過去の分を遡ってとられた、というパターンもあれば、指導で終わったというパターンもあり、何か一律ではないように思います。ただし、間違いなく言えるのは「このまま支払わなくていいよ」と言われることは絶対にな、ということです。
借入金のお話し その236
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。今回からしばらく保険に関する話をします。今回は、損害保険の話をしましょう。 実は損害保険の種類はかなりたくさんあります。生命保険の場合は、備えておくべきは死んじゃった時のことと病気やケガで入院等をした時のこと、この2つだけです。これに対し損害保険はその他の損失全てですから、火災に備える、自動車事故に備える、取引先の倒産に備える、労働災害に備える、機械等の故障に備える、地震に備える、情報漏洩に備える等々、本当にたくさんの損失が対象となるため数えたらきりがありません。
しかし、全ての損害に保険が用意されているかというとそんなことはありません。例えば、詐欺にひっかかってしまった時の損失を補てんするような保険はたぶん存在しないでしょう。
そんな中皆さんも何らかの損害保険には加入していると思います。
次回からもう少し細かい話をしていきます。
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。
今回からしばらく保険に関する話をします。
今回は、損害保険の話をしましょう。実は損害保険の種類はかなりたくさんあります。生命保険の場合は、備えておくべきは死んじゃった時のことと病気やケガで入院等をした時のこと、この2つだけです。これに対し損害保険はその他の損失全てですから、火災に備える、自動車事故に備える、取引先の倒産に備える、労働災害に備える、機械等の故障に備える、地震に備える、情報漏洩に備える等々、本当にたくさんの損失が対象となるため数えたらきりがありません。しかし、全ての損害に保険が用意されているかというとそんなことはありません。例えば、詐欺にひっかかってしまった時の損失を補てんするような保険はたぶん存在しないでしょう。
そんな中皆さんも何らかの損害保険には加入していると思います。
次回からもう少し細かい話をしていきます。 .
借入金のお話し その234
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのよ うな 削減策があるのか、という話しをしています。
今回からしばらく保険に関する話をします。 実は保険はかなり広範囲であれもこれも保険という状況ですが、あえて大きく分けると社会保険、生命保険、損害保険の3つに分けられると思います。まずは社会保険の関係ですが、こちらについては社会保険労務士の仕事の範疇になります。
はっきり言って私は税理士で社会保険労務士ではありませんので、詳しいところ、特にどうやったら支払いを減らせるか、といった部分についてはお話しできませんのでご承知おき下さい。また、社会保険の中にも健康保険、厚生年金、児童手当拠出金、労働保険といったものがあり、会社にとっては大きな負担となっているのも事実です。これを受け社会保険に加入せず、個人で国民年金等を支払わせ会社負担を抑える、という会社が多いという事実もあります。ただし、これについては取扱いがかなり厳しくなってきていますので、次回はそのことについてお話しします
借入金のお話し その231
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのという話しをしています。
今回は水道料の続きです。仕事で水を使う会社の場合、水道料がばかにならない金額になっていると思います。 製造業などは水を使いっぱなし、なんてところもありますし、運送業で毎日車を洗っている、なんてところもそこそこ水を使います。飲食店は実は思ったより水道を使っていなかったりしますが、それでも事務仕事の会社に比べればはるかに使っているでしょう。こまめに止めているのであれば良いのですが、流しっぱなしにしている場合はまず「その水、止めても大丈夫か」と考えてみてください。家庭でも良くいわれることですが歯磨きをしている最中水を流しっぱなしか止めているか、毎日のことですので無意識の行動だと思いますが思い返してみてください。台所で洗い物をする際、洗い方に工夫をすれば節水になるともいわれています。止めても良いのであれば、少しの時間でも、年間単位で考えれば大きな節約になるはずです。そしてもう一つ考えることがあります。それは「その水量、減らしても大丈夫か」です 実話を次回お話しします。
借入金のお話し その232
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。今回は水道料の続きです。当事務所の関与先で製造業の会社があります。ほぼ水を使いっぱなしという仕事だったのですが、やはり水道料がばかにならない金額になっていました。そこで蛇口を改良し水量が少なくなるようにしたのです。いくら「節水しろ」と言っても従業員は思いっきり蛇口をひねるので元から出る量を減らしてしまったんですね。それによる仕事の支障は全くありませんでした。 しかし 、水道料は確実に抑えることができました。実に年間80万円もの節約につながったのです。はっきり言って「水道料を抑えることができませんかね」という当事務所の指摘を受け専務が考え出した技でした。出る量を元から減らす、というのは私にとっても目からうろこの方法でした。
借入金のお話し その233
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。今回は水道料の続きです。当事務所の関与先で製造業の会社があります。 ただしちょっと脱線して巷で言われている節水のうわさを検証しようと思います。私もその道のプロではありませんので真偽の程は保証しませんが・・・。
うわさその1 少しずつ水を出すとメーターが動かない・・・嘘です。そんなことはありません。今の機械は精密です。
うわさその2 風呂の残り湯はバイ菌だらけ・・・まんざら嘘ではありませんが、体についていたバイ菌ですからほとんど気にする必要はありません。さすがに、風呂の残り湯を飲用するのは止めた方が良いと思いますが・・・。
うわさその3 トイレのタンクにペットボトルを入れて節約・・・節水になるものとならないものがあるようですが、いずれにしてもトイレタンクは物を入れるようにはできていないため(想定外です)故障につながりやすくなってしまうようです。節水による節約より修理費の方が高くつ事が多いそうです。
. 借入金のお話し その229
借入金を有利に行う為に作成する経営改善 計画の内容とその作成手順の話しをしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。今回は通信費の続きです。実際に当事務所で起きてしまった事件の話しをしましょう。前月、前々月と比べやけに電話料が高くなった事がありました。何か特別な事でもあったかなとその月はあまり気にしなかったのですが翌月も高かった事もあり使用明細を取り寄せました。電話番号を照合したところ、見慣れない電話番号に夜長電話されている事が分かりました。しかも遠距離電話です。とりあえずその電話番号に電話したところ誰も出ませんでした。「昼いなく夜いる」と言う事は一人住まいのサラリーマンの可能性が高いと思われました。そこで職員の日報と照らし合わせたところある職員が一人で残業している日とその電話がかけられていた日が一致したのです。一人で残業している事をいい事に友達の所にでも長電話していたのでしょう。無駄な電話をしないという原則も含めて通信費には眼を光らせておく必要があります。
借入金のお話し その230
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。それを受 け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。今回は水道光熱費の話です。水道光熱費とはまずその名のとおり水道に係る料金。これは水の代金と下水道の使用料で同時に請求が来ます。支払いは2ヶ月に一度です。光熱費は電気代とガス代。ガスは都市ガスかプロパンガスのどちらかだと思います。こちらは両方とも毎月請求が来ます。水道やガス、電気に係る費用でも器具備品を購入した費用は消耗品費または資産計上となります。最初に水道料の削減の話からしましょう。まずは当然の話ですが、節水に努める、ということです。ただし、仕事で水を使わない会社であれば、会社でお風呂に入るわけでもありませんし、食事毎に洗い物があるわけでもありません。洗濯といってもせいぜいタオルくらいのもので毎日は洗わないでしょうからあまり水を使いません。 会社の規模にもよるでしょうが、基本料金のみとなっていることが多いのではないかと思いますので節約の意味もありません。
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借入金のお話し その225
借入を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受け色々な経費につきどんな削減策があるのか、という話をしています。
今回は通信費の続きです。前回まで電話やメールの話をしてきましたが電話といっても現在は2種類あります。固定電話と携帯電話です。今はまさに携帯電話全盛時代で個人の家などではすでに固定電話が無い家なども増えているようです。とはいえ会社の場合はほとんど固定電話があると思います。その固定電話を何らかの形で管理している、という会社はあまりないと思いますが、携帯電話はいかがでしょうか。まず社長が持ち歩いている携帯電話はいかがですか。実は一番しっかり管理しなければいけないのが社長の電話のような気がします。公私混同が起きやすいですからね。でも社長の電話をしっかり管理している会社はあまり聞きません。それでいいとは言いませんが、とりあえず従業員が持つ携帯電話のことを話していきます
借入金のお話し その226
借入を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減があるのか、という話しをしています。
今回は通信費の続きで従業員が使う携帯電話の話しです。従業員が持つ携帯電(今ではスマホが普通かもしれませんが私の話の上ではまとめて携帯とします。)は主に2種類あります。1つは自分の所有物であるものを仕事で使っている、というもの。そしてもう1つは会社側で用意して貸し付けている、というもの。だいたい中小企業は前者、大企業は後者が多いようです。うちの事務所は前者、つまり個人所有の携帯を仕事で使っている、という状態です。特に管理はしていませんがもし仕事で必要性が生じ自分の携帯を使用した場合は事務所に対して簡易な請求書(支払証明書又はそれに代わるもの)を提出して承認を受けた上で支払を受ける、という形になっています。とはいえそこそこ面倒なのでちょっと使った位ではあえて精算しない、という人も多いのが現実です。今は昔に比べて電話料もかなり下がりましたからね。
借入金のお話し その227
借入を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減があるのか、という話しをしています。
今回は通信費の続きで従業員が使う携帯電話の話しです。回にも書きましたが、中小企業の場合は個人所有の携帯を使用した場合はその分を会社に請求して清算する、というパターンが多いのだと思います。いつ、どこに、いくら分かけたか、ということですね。かかってきた場合は通話料がかかりませんのであえて使用料のようなものを支払う事はしないのが普通です。さて、上記のような精算をしている場合問題となるのは金額です。
言い値、というところが多いように思いますが.結構金額がはる場合は電話会社が発行する明細書を出させるのがしょう良いでしょう。明確な数字が出ますので会社の経理からしても、税務署が見ても問題となることはないでしょう。
その場合記載されている架電先については、相手の会社名を記載しておく必要があります。
借入金のお話 その228
借入を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容と作成手順の話をしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話をしています。
今回は通信費の続きです。前回は個人所有の携帯電話を社用で使用した場合の取り扱いを書きました。今回は会社の携帯電話を個人に使用させている場合の取り扱いを書きます。たぶんその場合は個人所有の携帯電話と会社から借り受けた携帯電話の2つを使い分けるという事になると思いますので、私用使用分がまざる、という事はないと思います。が、やはり気を付けなければならないのはその部分です。私用使用をしないように徹底する。という事は当然ですが合わせて請求書とは別に「どこにかけたか」が分かるも取り寄せ確認する必要があります。仮に私用でかけたものがある場合はその通話料は本人に負担させるべきです。いずれにしても固定電話の方が通話料が安くすみますのでなるべく固定電話の方を使うよう徹底するべきだと思います。
借入金のお話し その223
借入金を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いて行きます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。今回は通信費の続きです。ここ2回電話の話をしました。今回はFAXの話をします。単純にお聞きします、そのFAXメールじゃダメですか。そう、FAXとメールとではかかる費用が違います。
はっきり言って圧倒的にメールの方が安く済みます。しかもそれが営業のチラシ的なものだったとしたら、件数がかなり多くなると思いますので経費の差もかなり広がります。もし、FAXでなければダメ、ということでなければメールアドレスを聞き、そちらに送信するという形をとった方が良いでしょう。その他にもメールの方が有利な点が3つあります。1つは時間がかからないということ。FAXでは1件1件送らなければなりませんので時間がかかりますし、その間にFAXを受けることもできません。それに対しメールは同胞送信で行えばほとんど一瞬です。あと2つは次回に。
借入金のお話し その224
借入金を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いて行きます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。今回は通信費の続きです。前回FAXよりもメールの方が有利、という話をしました。その理由はまずは安い、ということ。次に時間がかからないということ。そしてあと2つ理由があります。3つめはFAXに比べメールの方が鮮明である、ということです。FAXは拡大とかはできませんし仮に虫眼鏡とかで拡大してみてもぼやけるだけです。しかし、添付ファイルとしてメールをすれば、そのファイルは拡大してみることができます。しかも鮮明に。4つめはメールはとっておける、ということです。確かにFAXもとってはおけます。しかし、しっかり管理しておかないと「どこに置いたっけ・・・」となってしまいます。メールであれば場所もとりませんし、削除しなければ無くすこともありません。
できるだけ、メールの有効活用をしましょう。
借入金のお話し その220
借入を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。
それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
今回は修繕費のまとめです。修繕費については元々から必要なものと結果として必要になってしまったものとの2種類あります。
車に例えますと元々から必要なものは車検費用です。全く不具合が無かろうと一定年数がたてば行わなければなりません。
削減策としては「安い所でやる」ぐらいでしょう。ま..安かろう悪かろうでは困りますけどね。結果として必要となってしまったものの例は事故です。曲がりそこねてヘッドライトを割ってしまった、というような場合はやはり直さなければならないでしょう。経費削減の為にはこの「結果として必要となってしまった」というような支出をいかに減らすかにかかっています。社をあげて物を大切に使う努力をしましょう。
借入金のお話し その221
借入を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますがそこの経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話しをしています。
今回は通信費の話しをしましょう。通信費は主に電話代と郵便代です。今回はその内電話の話しをします。
電話代を節約する一番単純な方法は通信回数を減らすことです。しかしよく「節電のためにこまめに電気を消しましょう」などという事はよく目にしますが、「節約のために不必要な架電は避けましょう」などと言われている事はあまり耳にしません。しかし、昼休みに一つの電気を消したとしても1本の間違い電話で吹き飛んでしまいます。市内電話ならまだしも市外や携帯だと数十円かかってしまう事もあります。
人は言われても1分たてば忘れてしまうものです。標語として事務室内に貼っておくだけで結構違うものです。「その電話、本当にかける必要がありますか」とか「電話番号確認を」とか、内容はなんでも「目につく」という事が重要です。
借入金のお話し その222
借入金を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いて行きます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
今回は通信費の続きです。ほとんどが雑談ですが・・・・前回間違い電話は無駄だ、という話しをしました。時間と金と労力をかけて何も生み出さない、という最たるものです。とかいいながら実はこの私はよく間違い電話をかけてしまっていました。しかも例えば5631を5613としてしまう、というのであればまだ分かるのですが5631を5697とかと間違えるのです。相手に「そちら5631ですか」と尋ねると「いえ5697です」と言われて自分でも何でそんな間違い・・・・をと思っていました。あまりによく間違えていたので不思議に思っていたのですがある時、といってもかなり前ですが間違えの理由に気づきました。私は商売柄電卓をよくたたきます。少なくともプッシュホンの番号を押す事よりも電卓のキーをたたいている方が圧倒的に多いのです。 そしてこの電話番号のキー並びと電卓のキーの並びが違うのです。それに気づいてから間違い電話は、ほぼなくなりました。
借入金のお話し その218
借入金を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。 その中に成功の条件という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話をしています。
今回は「修繕費」と「資産の取得」のまとめです。
何回か前に書いたとおり、実は修繕費になるか、資産の取得になるかの判断は、結構微妙なところがあります。会社としては一括して経費として落としてしまいたいし、税務署としてはなるべく資産の取得と認定したい所でしょう。税務調査の際もよく検討される項目です。
ここでお願いです。修繕費とした物については、その見積書や請求書をしっかり取っておいて頂きたいのです。特に見積り書ですね。請求書だけですと、場合によっては「見積書通り」とか「ガレージ修理一式」等と書かれており全く判断出来ない場合が多いからです。よろしくお願いします。
次回はこの修繕費をいかに削減するか、という話をします。
借入金のお話 その219
借入を有利にするために作成する経営計画の内容とその作成手順の話をしています。
その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
今回はいかに修繕費を節約するかという話をします。
修繕費の節約方法は主に2つです。2つとも当たり前といえば当たり前の話です。
1つ目は「大切に使う」という事です。人はどうしても自分のものより他人の物の方を粗雑に扱ってしまうという傾向があります。ですから社長がいくら大切に 使っていても従業員は乱暴に使っているという事がおきがちです。壊したときはその人に弁償させるくらいのことはしてもいいのかもしれません。しかしあまり 厳格にするとぎすぎすするのでお気を付けください。
2つ目はあまり直さないという事です。よく「だましだまし使う」なんて言葉を使いますが要するに少しくらい壊れたくらいでは直さないという事ですね。これも度が過ぎますと業務に支障が出ますのでお気を付けください。
借入金のお話し その215
借入を有利に行う為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いて行きます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
今回は修繕費の続きで「資産の取得」となり、一括では経費にならないパターンを紹介します。まず明らかに新しい資産を取得したね、というパターン。二階建ての建物に三階を増築した、とか外から直接二階に上がれるように階段を取り付けた、等。もうこれは「修繕」のレベルではないですよね。車で言えば車検の際に通常のエンジンからターボエンジンに付け替えた、なんてパターン。これも「直した」というレベルではないです。「修繕」と「資産の取得」の分かれ目のポイントは主に2つです。1つは新しい機能が加わったかどうか。もう1つはそれをする事により明らかに使える期間が延びたかどうか。いずれかに当てはまる場合で金額が20万円以上かかった場合は新しい資産を取得したものとみなされます。
借入金のお話 その216
借入を有利に行うために作成する経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
今回も前回に引き続き修繕費のお話です。前回、修繕費となる例をいくつかあげましたが今回はよく問題となるケースを1つだけあげます。それは建物の塗り替えです。建物はたいてい色が塗られています。しかし。10年以上経ってきますとだんだん色がはげてきてみずぼらしくなってきます。特に客商売をしている所は建物がみずぼらしいと客足が遠のく可能性がありますし、アパートなどはやはり見た目が良くないと入居者が確保できません。そこで塗り替えをするわけですが塗り替えには結構費用が掛かります。建物の規模にもよりますが100万円以上する場合がほとんどですし、1000万円の声を聞くパターンもあります。しかし、あくまで塗り直しただけで新たな機能が加わったわけではありませんし、塗り直したことにより使用可能年数が明らかに伸びることもありません。塗り替えはいくら掛っても修繕費となります。
借入金のお話 その217
借入金を有利にするために作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
前回は資産を直したような場合で修繕費とはならず資産の取得なってしまう例を挙げました。今回は修繕費として一回で経費になるような例を挙げます。 例1.建物が雨漏りをしてしまったので屋上の防水をやり直した。例2.建物に車がぶつけられて壁に穴が空いてしまったのでその穴をふさいだ。例3.車を車検に出し点検してもらうと共にいたんでいたワイパーを取り替えてもらった。例4.車をチョコチョコぶつけて塗装がはがれ気味だったのでいっそのこと、色を変えて塗り直してもらった。 これらは全て何か新しい機能が加わったわけではありません。元々あった機能を取り戻しただけです。またそれをすることによって使用できる期間が壊れる前より明らかに延びた、ということでもありません。このような者は修繕費として一括して経費となります。
借入金のお話し その211
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
ここ数回は固定資産税にまつわる話をしています。よく「固定資産税を考えた時、建物はいつ建てるのが得なの」という質問を受けます。これは「いつをもって固定資産税が課税されるの」というのと同じ質問ですね。
固定資産税は1月1日をもってその上記建物所有者に課税されます。通知書が届くのが4月くらいなので少し感覚がずれますがあくまでその年の1月1日をもって判定しています。例えば1月2日に土地を売ったとしても4月に届く固定資産税の通知書にはその売った土地がしっかり記載されているはずです。逆に1月2日に土地を買った人はその土地についてほぼ1年間固定資産税が浮くという事になります。よく土地の売買をする時に固定資産税分の受け渡しが行われます。
年の途中で売買が行われた場合は固定資産税を期間計算で割り振り、土地を買った人がその年の買ったとき移行分の固定資産税を負担するという事です。
借入金のお話し その212
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話しをしています。
ここ数回にわたり固定資産税の話しをしています。
固定資産税を考えた時、固定資産税はいつ取得するのが得か、という話の続きです。まず、土地ですが1月2日以降のなるべく早いうちに買うのが得でしょう。ただし、実際は売買時に売主との間で固定資産税の清算を行うのが通例なのであまり気にしなくていいと思います。建物も1月2日以降のなるべく早いうちに完成させるのが得になります。1月1日に建てている最中であってもまだ建築中であれば建物ではありませんので課税はされません。しかし、実際は建物が建っている土地は土地の固定資産税が割引かれています。特に居住用の土地は安くなっているので土地の固定資産税を考えると1月1日には建築が完了していた方が安くなるかもしれません。
結局は土地、建物両方の固定資産税の合計を考えなければならない,という事ですね。
借入金のお話し その213
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。
その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受け色々な経費につきどんな削減策があるのか、という話をしています。ここ数回固定資産税の話をしてきましたが、今回が最後です。といいながら固定資産税ではなく都市計画税の話をします。固定資産税の通知を見るとそこに都市計画税、という税金も出てきます。これは何でしょうか。都市計画税は市街化区域にある土地建物につき0.3%の割合で掛けられる税金です。固定資産税と合計すると.7%という事になります。都市計画税はその名の通り都市計画に使われる税金なので市街化調整区域に土地建物を持っている人に課税されます。都市計画税とは区域整理や公園の設置、道の拡幅などの事です。さて固定資産税の話は以上とさせていただきます。結果として知っていて得をするという話ではあまりなかったと思いますが、常識として知っていた方が良いと思います。
次回からはまた経費削減の話に戻ります。
借入金のお話し その214
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんなに削減策があるのか、という話しをしています。今回は修繕費の話しをします。「修繕」というと「直す」という言葉が浮かんでくると思いますが、この「直す」というレベルによって「修繕費」という経費となるのか、はたまた「資産の取得」となるのかが分かれます。
もし「資産の取得」となると修繕費と違い一回で経費となる事はなく「減価償却」という形となり何年か又は何十年かで分けて経費としていきます。この「修繕費」と「資産の取得」の分かれ目については細かい規程があるのですが、ここでその細かい規程を紹介はしません。それだけで何回もの回数を要してしまいますし、たぶん読んでいてもつまらない話しになってしまうでしょうから。次回はそれぞれの例をあげて違いを紹介しましょう。
借入金のお話 その208
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。前回、固定資産税の話をしましたがその続きです。
固定資産税は静岡県の場合は課税標準額に1.4%の税率で計算されます。この課税標準額は固定資産税評価額基準に金額調整を行って算出しています。例えば居住用の土地は課税を割引くとか土地や建物の状況により変わります。さすがにその調整により割高になるということはありません。評価額、特に土地の評価額は時価により変動するのですが、さすがに毎年変動させるのは大変です。ということで評価額については原則として3年ごとに見直すということになっています。この「3年毎」がいつかというと、前回は平成24年でした。次回は平成27年になります。これは丁度3の倍数になっているので分かり易いですね。また、西暦で考えたとしても前回の見直しが2012年、次回は2015年なので2000年を無視して下二桁を見ればやはり3の倍数になるので分かり易いですね。
借入金のお話 その209
経営計画の内容とその作成手順のの話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。 さて、ここ数回にわたり固定資産税のことを書いてきました。それでは固定資産税の節税はできるのか、という話しをします。ハッキリ言って無理です。当然所有する固定資産が減ればそれにともない固定資産税は減ります。ですから土地や建物を売ってしまったり、建物を取り壊してしまえば固定資産税を減らすことはできます。しかしだからといって固定資産税を減らす事を目的に土地を売ってしまったり建物を取り壊してしまったりする人はいないと思います。
それでも一つだけ手があります。利用区分を同一化することにより評価額を下げる方法です。例えばとなり合わせの10番地と11番地があったとしましょう。10番地には建物が建っていて11番地はその駐車場だったとします。このままでは駐車場は高い評価になっています。しかしこれを合筆して一つの番地にまとめてしまえば合わせて「建物が建っている土地」となり税額が下がることがあります。ただし合筆にお金が掛かってしまいますから本当に得かどうかは場合によります。
借入金のお話し その210
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の節減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
ここ数回、固定資産税の話をしています。
前回 固定資産税の節税方法は原則として無い、という事を書きましたが、文句を言う事が出来る制度があります。4月に通知が届いてからほぼ1ヶ月の間に疑問があれば市の担当係に問い合わせをする事が出来ます。
他の人の数字がどうなっているのかはわかりませんが、自分の持っている土地については比較する事が出来ると思います。例えばこちらの土地の場所の方が明らかに使いにくい土地なのにもう一つの土地よりも評価が高い何てことがあるとしたら、もしかしたら何らかの間違いがあるかもしれません。たいていの場合は課税側にもそれなりの理由がある事が多いのですが、確認してみる必要はあるでしょう。
もっと単純に「こんな建物はもう無い」何てことがあるかもしれません。まずは通知書をしっかり見る、という事を少なくとも3年に1回はやってみてください。
借入金のお話し その211
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
ここ数回は固定資産税にまつわる話をしています。
よく「固定資産税を考えた時、建物はいつ建てるのが得なの」という質問を受けます。これは「いつをもって固定資産税が課税されるの」というのと同じ質問ですね。
固定資産税は1月1日をもってその上記建物所有者に課税されます。通知書が届くのが4月くらいなので少し感覚がずれますがあくまでその年の1月1日をもって判定しています。例えば1月2日に土地を売ったとしても4月に届く固定資産税の通知書にはその売った土地がしっかり記載されているはずです。逆に1月2日に土地を買った人はその土地についてほぼ1年間固定資産税が浮くという事になります。よく土地の売買をする時に固定資産税分の受け渡しが行われます。年の途中で売買が行われた場合は固定資産税を期間計算で割り振り、土地を買った人がその年の買ったとき移行分の固定資産税を負担するという事です。
借入金のお話し その205
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。 その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。
それを受け色々な経費につきどんな削減策があるのか、という話をしています。
今日は地代家賃の続きです。
家屋は時の経過とともに古くなります。もし借りている人が出ていってしまったら修繕費をかけて直した上に家賃も下げざるを得ません。しかも次に入る人がすぐ決まるかどうかも不明で場合によっては何カ月も空いてしまうことだってあり得るのです。 そんな話をもって家賃交渉をしてみてはいかがでしょうか。 今のまま借り続けるのであれば途中で修繕する必要がありません。どんな人が入ってくるかもわからないという危険もありません。 借り続けてくれるのが一番なはずです。
「だから次の契約の時はまけてよ。」決して言いにくい話ではないと思います。ただし契約をしっかり確認した上で事前に話をするのは礼儀だと思います。
借入金のお話し その206
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。 その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。 前回家賃の話をしたのですが、今回はちょっと脱線して建物の固定資産税の話をします。
土地は時価が分かりやすいので固定資産税評価額が結構変動します。でも、建物の固定資産税評価はほとんど変わらないのです。確かに少しづつは下げてくれているようですが、その下がり幅は微々たるものです、なぜでしょう。 土地は『ここらへんの土地はだいたいこのぐらいの値段』というまとまりがありますが、建物は1つ1つ全く違います。
ですから、建てた時は市の職員が見に来て評価を決めます。しかし、その後はどのくらい古くなったか、大事に住んでいるか、手入れをしているかなどなど、とてもじゃないけど調べられません。ですから、一回決めた評価額はあまり変えないのです。
どんどん古くなっているのに評価をあまり変えないというのはずるいじゃないかと思いますが、実はある事によっていわゆる『ずるい』状況は起きていないのです。
借入金のお話し その207
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。前回固定資産税の話で土地の評価は時価にあわせて変動するが、建物の評価はほとんど変わらない、と言う事を書きました。建物は時の経過とともに古くなって行きます。それにもかかわらず評価が下がらないのはおかしいのではないかと思われるかもしれません。実は次のようなからくりがあるのです。建物の評価は最初から下げてある、という事です。実際の建築価格のだいたい半分くらい。実際に6000万で自宅を建てたお客さんの建物の評価額が1500万位だったなんて事もありました。つまり最初から評価を下げているのだからその後あまり評価が下がっていかないとしても文句はいわないでね、という事のようです。確かに一定年数を過ぎると実際よりも高い評価額という事になってしまうのでしょうが、そこに至るまでにずっと実際よりも低い評価額で課税をされているわけですからけして損をするという事ではない、という考え方なのでしょう
借入金のお話し その202
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。前回取扱をまとめましたがそれを受けて経費削減策としてどうしたらいいのか、という話をしています。実は答えは極めて単純です。なるべく安く貸してもらえればいいのです。今貸してもらう、と書きましたが貸し主は社長な訳ですから別に交渉もいらないですし抵抗を受ける事もありません。社長の心一つなのです。前回まとめで書いたように社長が相場より安い金額で、会社に土地や建物を貸し付けたとしても、社長・会社とも税務上何の問題も受けません。ただし会社の経営上は出るお金が少なくすむわけですから、これに越した事はありません。極めて単純ですぐにでも実行できる経費削減策となるでしょう。ちなみにただで貸したとしても全く問題ありません。究極の経費削減策ですね。
借入金のお話 その203
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話をしています。地代家賃の話の中で社長から借りている場合を中心にかなり号数を使ってしまいましたが、地代家賃といっても社長から借りているばかりではありません。当然第三者から借りている場合も多々あります。今回はそこの話をしましょう。家賃の改定はされていますか。ずっと変わっていない、契約も自動継続でしばらく見てもいない、という事はありませんか。そんな場合は経費削減につながる可能性が大です。最近土地の価格は落ち着いてきたようで、場所によっては上がってるなんて話も聞きますが、バブルがはじけて20年以上土地の価格は下がり続けてきました。単純に考えると土地の金額が下がったのであれば家賃も下がってしかるべきです。地代に至っては「下がらなければおかしい」の世界です。「そのまま」というのはもう経費のたれ流しです。
借入金のお話 その204
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
今回は地代家賃の続きです。
土地の価値が下がっているのであれば地代はもちろん、家賃だって下がるできだ、という話しをしました。それでは建物の方はどうでしょう。
建物は使えば使うほどいたみます。逆に使っていない方がいたむ、なんて話しを聞きますが、いずれにしても時の経過と共に古くなっていくのは当たり前です。それでも家賃は変わらっていないんですか。
もし、その建物がまだそんなに古くなっていないとしましょう。今、借りている人が出ていっても家賃は変わらないかもしれません。少なくとも上がる事はないでしょう。しかし、もうそれなりに古くなっているとしたら、今借りている人が出ていった後は原状回復の修繕をお金をかけてした上でなおかつ家賃は下げざるを得ないと思います。いやらしいようですが、それを逆手にとるのです。
借入金のお話し その199
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件という項目がありますが、そこの経費削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につき、どんな削減策があるのかという話をしています。現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。今回は会社所有の土地建物を社長が安く借りた場合どうなるのか、という話しをします。貸した会社と借りた社長側の話がありますがまずは貸した会社側です。例をあげます。相場が月20万円の家賃のところ社長にたった5万円で貸しているとしましょう。この場合、会社はあくまで20万円の収入があったものとされます。そして実際受け取ってといる5万円との差15万円については社長への給料を支払った事になるのです。でも、それでは家賃という収入をあと15万円計上して、社長への給与をあと15万円計上する事になるので収入、経費を同時にあげるため差引ゼロではないかと思われるかもしれません。残念ながらそうではないのです。
借入金のお話し その200
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話しをしています。現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。今回は社長に対し土地や建物を安く貸した場合の続きです。前回仮に相場20万円の家賃の所を社長に5万円で貸した場合でも会社は20万円で貸した事となり同時に社長に15万円の給与を支払った事になる。という話しをしました。実際に受け取る5万円だけを収入として計上した場合と相場の20万円を収入として計上し、同時に差額の15万円を社長に対する給与として経費計上した場合、両方5万円の利益ですから同じように感じるかもしれません。しかし給与であれば当然源泉所得税の徴収をしなければなりませんし、15万円安く貸す分をその社長への追加報酬として認める旨の議事録がないと社長に対する給与分は経費として認められなくなってしまいます。要注意ですね。
借入金のお話 その201
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。現在、会社と社長との地代家賃のやり取りの税務について記載しています。何回もこの話題を引っ張ってしまいましたが今回はそのまとめです。
社長が会社に相場より高く貸した場合
高い部分は社長への給与とみなされ場合によっては経費になりません。
社長が会社に相場より安く貸した場合問題ありません。
会社が社長に相場より高く貸した場合問題ありません。
ただし、社長がその家賃を所得税計算上の経費としようとしても相場分までしか経費として認められません。
会社が社長に相場より安く貸した場合
安い分は社長に対する給与となります。
しかも場合によってはその分は会社の経費として認められません。会社は相ば分の受取家賃を計上し社長の給与分の源泉徴収もしなければなりません。
借入金のお話し その197
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経営につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。 もし、会社が社長に相場よりかなり高い家賃を支払っていたら、その高い部分については経費として認められません。
それでは受取っている社長の方はどうでしょうか。会社の方は経費として認められないのだから社長の方は受け取らなかった事になるのか。残念ながらそうはなりません。あくまで受取っているのは事実なのでしっかり所得税の対象となります。
ただしその高額部分については不動産の収入ではなく給与の収入となるのですから所得税の計算方法が変わり、逆に所得税が少なくなると思います。
それでも法人と合わせて考えると高い家賃を払うのは得策とは思えません。どうしても高くもらいたい場合は最初から役員報酬を上げておくべきでしょう。
借入金のお話し その198
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策と書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるかという話しをしています。現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。前回までは社長が会社に事務所や工場などを貸し付けている場合の話をしてきました。今回からは会社が所有している土地建物を社長が借りている場合の税務の話をしていきます。
あくまで正当な値段で貸し借りしているのであれば何も問題はありません。これは社長が会社にかしていようが同じです。しかし相場よりも高く貸している場合か安く貸している場合もあると思います。第三者間では相場の取引が当たり前ですから大きく相場からずれた金額での貸し借りは無いと思います。しかし社長が自分の会社所有の建物を借りるとなるといわゆる「お手盛り」となり、相場と大きくずれてしまう事が多いのです。
次回から具体的な話をしていきます。
借入金のお話 その194
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に「成功の条件」という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
現在、会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。
今回は社長が自分の会社に安く貸した場合、社長に対して何か税務的問題が起きるのか?という話をします。ちなみに前回書いたように会社側は問題なしでしたね。例えば、通常なら月に20万円の家賃をもらうべき所、会社にただで貸したとしたら。
1つの考え方として通常20万円の家賃が発生するのだから仮に家賃を受け取らなかったとしてもあくまで20万円の収入が発生するという考え方もあるかもしれません。しかし、幸いにも所得税の上ではそうは考えません。屋賃がゼロなら収入もないと考えます。逆に、固定資産税とかの経費はどうでしょうか。これは安くても地代をもらっているかどうかで分かれます。地代が無ければ経費も引けません。地代がそれなりに有れば経費を引き赤字であれば他の所得との通算もできます。
借入金のお話し その195
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。
その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。
今日は社長が自分の会社から相場より高い金額の家賃を受け取ったらどうなるか、という話をします。ただし相場というのは決まってはいませんので巾があります。ちょっと高いかなくらいでは問題になりません。かなり高い、と言う状態の話をします。
まず高い理由は何でしょうか。たぶん正当な理由を言える人はいないとおもいます。広いなら広いなりの、高級なら高級なりの家賃を受け取るのは当然です。しかしその当然の額を明らかに超えていたとしたら。
この場合、その高い部分については役員報酬の上乗せとして給与だと認定されるでしょう。
「でも給与ならどうせ経費だから同じじゃないか」と思われるかもしれません。残念ながらそうはいかないのです。
借入金のお話し その196
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。
社長が会社から相場よりかなり高い家賃を受け取っていたら、その高額部分については家賃とはならず役員報酬の上乗せとなります。
ちなみに役員報酬は年間の支払額が決まっているはずです。そしてその決まった金額を超えて支給した場合、それは経費として認めてくれないのです。
つまり家賃を高く支払ったとしたら、その高い部分については経費として認めてくれないという事になってしまうのです。支払っているにもかかわらず、法人税をもかかってくるという事で二重に課税されてしまいます。
それでは受け取った社長の方はどうなるのでしょうか。これは次回ふれます。
借入金のお話し その191
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減案を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
今回は振込手数料の削減策の続きです。
金融機関の窓口を使わずにATMで行いましょう。金融機関に行くこと自体は変わりませんが、自分で操作するので待ち時間はありません。自分で操作する分手間はかかりますがその手間分振込手数料が安い、という事です。そして何より振込手数料がかからない方法は相手持ちにする、という事です。力関係にもよりますので何も言わずに振込手数料分を差引いて支払うというと問題になる事もありますので慎重に行う必要がありまが、もし相手持ちにできれば一番です。
いずれにしても振込手数料は各金融機関によってまちまちなので金融機関によって使える手、使えない手があります。ただし経理担当まかせにしてしまうと金額が安いという方より自分が楽、という方を選んでしまいがちなので経営者自身もよく研究してみて下さい。
借入金のお話 その192
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に成功の条件、という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
今回は地代家賃についてです。
削減が一番簡単なのは社長に対する地代家賃です。世の中には社長の建物を借りて事業を行っている、という会社がたくさんあります。あくまで個人と法人は人格が別ですからこの場合社長に対し家賃を支払うのは当たり前です。その家賃についても相場で支払う、ということが当たり前です。
しかし中小企業の場合社長と会社は事実上一体となっている場合が多く、事務所等の建物を会社に貸している場合の家賃や、駐車場や資材置き場など土地を貸している場合の地代については会社の実情に応じて相場の金額より安くなっている場合が多いように思います。でもそれで税務上問題はおきないのでしょうか。
次回からは社長が会社に高く貸している場合、安く貸している場合、そして逆に会社が社長に高く貸している場合、安く貸している場合、それぞれのパターンを検証してみましょう。
借入金のお話し その193
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話しをしていきます。
現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。
まず、社長が会社に対し相場よりも低い価格で土地建物を貸している場合です。例えばそこの場所の近辺の相場で考えた場合家賃が20万円という金額が平均的だったとしましょう。それをただで会社に貸していたとしたら。
まず、会社は通常20万円支払わなければならないところ1円も支払わずに済んでいる、という事になり20万円分の利益を得ている事になります。それではこの20万円について課税とれるか、というと実は問題になりません。
この場合、次のように考えます。まず、20万円の家賃を支払いそのまま20万円を返してもらった。つまり20万円の家賃という経費と20万円をもらったという経費が出てくるので結果としては差引ゼロになってしまうからです。それでは個人の所得はどうなるのでしょうか。それは次回お話しします。
借入金のお話 その187
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。
今回は前回からの車のリースの話の続きです。
前回は車のリースにについては他のリースに比べて決して高くはならないという話をしました。今回は車をリースすることによる事務負担軽減の話をします。
車についてはいろいろな経費が掛かります。まずは保険。そしてその保険を管理する必要もあります。リースの内容次第ですがこの保険をリースに組み込むことができます。しかも、リース会社は車の仕入れと同じで大量の保険に加入している訳ですから、ここでもスケールメリットが出ます。つまり、安く加入できるのです。保険料は事故をすると上がるというのが常識ですがリース車両であればリース料が上がることはありません。車検も同じです。自分のところで手配しなくてもリース会社が行ってくれます。支払い経費も掛かりません。車に係る税金も同じ。事故に係る経費や手間を考えても車のリースはお得だと思います。
借入金のお話し その188
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。
前回車のリースのお話をしましたが、今回は同じく車の話ですがガソリンの話をしたいと思います。ガソリン代は全国一律ではありません。安い所もあれば高い所もあります。出来るだけ安いところで給油するという事が一番良いのでしょうが、その為に安い所を探して走り回るというのはどう考えても本末転倒です。実際はいつも給油するスタンドは決まっているかと思います。その場合普段はつけで給油し、月末請求で支払うという方法をとっている所は多いのではないでしょうか。
私が知る限りほとんどの場合1回毎の現金払いの方がまとめて支払うより安く設定されています。請求する手間と集金の手間、貸倒れの危険性を考えて高くなっているのではないかと思います。又、交渉によって現金払いと同額位まで下げてくれる所もあるようです。是非一度自分の会社がどのような支払いをしているかご確認ください。
借入金のお話し その189
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。 今回は支払手数料の削減です。実は支払手数料の中にはかなり色々な項目が入っています。ですから支払手数料はこうすれば良いですと一言では言えませんので一つ一つの項目を見ていきたいと思います。
まず今回は金融機関に支払う振込手数 料です。支払先に直接現金や小切手をもっていくのであれば振込手数料はかかりませんが、その支払先がすぐ近くにあるならともかく何か所も現金をもってまわるのは時間もかかりますし危険でもあります。やはりまとめて振り込んでしまうという事になるかと思います。
この振込手数料がばかになりません。ただしやりようによっては節約することは結構簡単にできるのです。まず単純に同一金融機関への振込は安くなります。静岡銀行のA支店から静岡銀行のB支店といった具合です。ただし同一金融機関からの振込とする為にすごい時間をかけて金融機関を回るというのはどうかと思いますよ。
借入金のお話し その190
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。その中に成功の条件という項目がありますが、そこで経費の削減策を書く事になります。それを受け項目別に話しをしています。
今回は支払手数料削減の話しのつづきです。 振込手数料をいかに安くおさえるか、という話をしています。
前回同一銀行間という話をしました。次の手はインターネットによるバンキングです。これは手数料をおさえる、という話とともに銀行に行って手続きをする、という時間の無駄の節約にもなります。これは慣れの問題で、インターネットバンキングでの振込みに慣れてしまうと銀行に行って手続きをするなんてバカらしい、という事ですね。ただしバンキングをするには別の手数料がかかります。毎月数件の振込みの為だけにバンキングをする、となると節約にはつながらないでしょう。
借入金のお話し その189
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。
今回は支払手数料の削減です。実は支払手数料の中にはかなり色々な項目が入っています。ですから支払手数料はこうすれば良いですと一言では言えませんので一つ一つの項目を見ていきたいと思います。
まず今回は金融機関に支払う振込手数料です。支払先に直接現金や小切手をもっていくのであれば振込手数料はかかりませんが、その支払先がすぐ近くにあるならともかく何か所も現金をもってまわるのは時間もかかりますし危険でもあります。やはりまとめて振り込んでしまうという事になるかと思います。
この振込手数料がばかになりません。ただしやりようによっては節約することは結構簡単にできるのです。まず単純に同一金融機関への振込は安くなります。静岡銀行のA支店から静岡銀行のB支店といった具合です。ただし同一金融機関からの振込とする為にすごい時間をかけて金融機関を回るというのはどうかと思いますよ。
借入金のお話し その183
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は項目「成功の条件」の中の経費の削減についてです。前回に引き続き交際費のお話をします。飲食接待やゴルフ接待、お中元お歳暮を送る。そういった行為の有効性をぜひ検討して頂きたいと思います。特にお中元お歳暮については今までの名簿を使ってそのまま送り続けているというパターンが多いように思います。思いきって送るのをやめたとしたらどうなるかを考えてみて下さい。実は送らなかったからといって取引額が減ってしまうという事は起きないのではないですか。実際はどうなるのかはわからない、という事でしょうが思い切らない限りやめる事は出来ません。一般論ですが至る所で「お中元、お歳暮をやめたけど何の影響もなかったよ」というお話を聞くんです。逆に送らなくなった事により悪い影響が出た、というお話もあまり聞きません。ぜひ検討してみて下さい。
借入金のお話 その184
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は項目「成功の条件」の中の経費の削減についてです。
前回に引き続き交際費の話をします。
前回はお中元お歳暮を贈らない、ということを検討して下さい、という話をしました。今回は贈る相手の話をします。お中元お歳暮が効果を出すのは受け取った側が送ってもらったことに対し義理を感じた場合です。
私もいろいろなお客さんのところに顔を出すのですが、その時期になるとお中元お歳暮が高く積まれていたりするところがあります。これをどうするのか、とたずねるとたいていのところは従業員に分けちゃう、という答えが返ってきます。
はたしてこういう場合、お中元お歳暮を贈る効果が期待できるのでしょうか。
私は提言します。会社にお中元お歳暮を贈ってもまり意味がない、送るなら個人に、と。
借入金のお話し その185
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。前回は交際費の話をしましたが、今回はお中元、お歳暮を贈る相手先の話しです。たぶんほとんど効果を生み出さないだろうと思われるのは相手の会社宛に贈る場合です。前回書いたように積まれた上で従業員に配られるのが関の山です。これでは意味がありません。かといって、大きな会社の社長宛に贈っても同じ話です。どこだここは、となってしまうだけです。効果を生み出す送り先はこちらに対して発注をしてくれる決定権を持っている個人でしょう。
例えば現場監督や、発注担当の課長、小さな会社であれば社長自らかもしれません。その人に対してインパクトを与えなければ意味がありません。しかも、届け先はその人の自宅です。個人情報なので自宅の住所を聞き出すのは難しいかもしれませんが、年賀状をお送りしますので、とか何とか言って聞き出してみましょう。
借入金のお話し その186
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。今回は車輌に係る経費の事を考えてみましょう。大原則として自社所有としていますか。実は私は会社の車はリースでいいと思っています。単純に考えるとリース会社を使う、という事はそこにリース会社の利益がのっているわけですからその分損をするという事になります。確かにコピー機やパソコンシステムなどはそうかもしれません。たぶん買取りの方が得でしょう。しかし車のリースはちょっと違います。通常のリースはリース会社が物を買い、そこに利益をのせて貸す、という事になるのでその利益分が高くなります。しかし車のリースはほとんど車のリースを専門にやっている所なので仕入れる車の量が半端ではありません。それだけたくさん仕入れる、という事はその分安く仕入れられる、という事になり、そこに利益分をのせたとしいても決して高くはならないのです。
借入金のお話し その180
経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。
今回は「成功の条件」の中の経営の削減についてです。よく経営の削減の3K、という言葉を聞きます。削減しやすい3つの経費のことですが、交通費・広告宣伝費そして交際費です。
前回まで交通費の話しをしましたので、今回は広告費です。
広告宣伝費というと次のようなものがあります。新聞・テレビ・ラジオ等の広告、幹線道路などでよく見る看板、イベント等で作られるパンフレットに載せる広告、電信柱についている広告、ホームページに係る費用等々。内容的には2種類あり、1つは商品広告、もう1つは企業広告です。中小企業が行う宣伝広告はほとんど企業広告だと思います。確かにいたる所に会社の看板が立っていれば営業の際に「お宅の会社聞いた事があります。」となって話しがすすめやすくなるでしょう。しかし費用の額に比べたらあまり意味がありません。
以前ある田舎道の電柱に1㎞以上にわたりお酒の銘柄が並んでいましたが、果たしてそんなに効果があるのか疑問を感じました。付き合いでどうしても出さなければならないような広告もあるかとは思いますが、売上にほとんどつながらないような広告が多いように思います。
借入金のお話し その181
経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。
今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。その中で前回に引き続き広告宣伝費の話しをします。
以前、営業の電話があり地元の中学が何かの県大会に出場することを受け応援広告をだしませんかという話だったので応援する気持ちで出稿しました。その広告は結局広告代理店の営業ツールとして使われたようで、それから同じような営業の電話が相次ぎました。「ここはいわば広告を出す所」と思われたのでしょう。結局頼んだのか断ったのか解らないような話が続き、勝手に広告を出された上に請求をされたりして困りました。それ以来そのようなお誘いは全て断るようにしています。
電信柱などを見ていると「ここ」とか書いてあるものを見かけます。つまり会社の目の前の電信柱です。全く意味がないと思います。
広告を出すとしたらなるべく厳選し、有効な広告を出すようにしてください。
借入金のお話し その182
経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。
今回は項目「成功の条件」の中の経費の削減についてです。
経費の削減の3Kといえば交通費、広告宣伝費、そして交際費です。ここまで交通費と広告宣伝費の話をしてきましたので今回は交際費の話をします。
交際費は大きく飲み食い、遊びと贈答に分かれると思います。飲み食い、遊びというと飲食接待、ゴルフ接待や旅行への招待などです。贈答はお中元、お歳暮や訪問した時の手みやげなどです。
これらを節減できる一番の原因は「やらなくてはならない事」ではないからです。逆にいうと「やらなくてもいい事」となります。ただし、「やった方がいい事」ではあるのかもしれません。ですからぜひ見直しをして頂きたいと思うのです。いやらしい言い方かもしれませんが、飲食やゴルフ等は社長自身が好きだからやっているという事はありませんか。お中元、お歳暮も今まで送ってきたからそのまま送り続けているという事はありませんか。
借入金のお話し その177
経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。
前回旅費交通費の中の日当の話しをしましたが、今回は同じく旅費交通費の中の車の借り上げについてです。
営業の方などが出張する時その車は誰の物ですか、会社で車を用意してその車に乗って出張しているというパターンと自分の車で出張しているという2つのパターンがあると思います。
どちらの方が経費が少なくすむか、というとこれははっきりとは言い切れません。
例えば自分の車なら大切に乗るけれど、社用車の場合は運転が雑になるという事もあります。
資金繰りから考えると社用車を購入するより各人の車を使ってもらった方がまとまったお金を必要とする事はありません。
会社によってどちらが良いという事は分かれると思います。
ただし、当然うちの会社はどちらの方が良いかという事をよく検討する必要はあります。
特に個人の車を会社で使用する場合は注意すべき点が多々ありますので次回それにふれます。
借入金のお話し その178
経費改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。
前回旅費交通費の中の社員の車の借り上げの話しましたが今回はその続きで注意すべき点です。まず注意すべき点のその1は金額です。安く借りる事について問題は起きないのですが高く借りると問題です。最初の問題は経費が多くなってしまうという事。そして次にその高い分は給与とみなされ源泉税の対象となってしまうという点です。正確にいうと安い場合でも従業員から不満がでる可能性があるのであくまで適正である事が一番です。ちなみに当事務所も各従業員から借り上げしていますが車種等にかかわらず走行1㎞あたり31円を借り上げ料として支払っています。走行距離は自主申告で内訳を提出してもらっています。
注意すべき点のその2は保険です。万が一借り上げ車輌で事故を起こした場合険保険に加入していないととても困ります。各人の車ですから各人が保険に入るのですができれば対人無制限の保険に加入させ、その保険証を提出させておくべきでしょう
借入金のお話 その179
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてですが、前回、車の借り上げについて話をしたことを受け、車のリースについて話をさせて頂きます。 会社で車を使う場合は次の3つの形態があります。
1.自社で車を購入する。
2.従業員の車を使い借り上げ料を支払う。
3.リース会社からリースを受ける。
実は3番目のリースが結構有利なのです。自分で買ったほうが金利分だけ得、という感じがしますが車両の場合、リース会社が同一車種を大量に購入するため1台当たりの金額を通常の会社が購入するよりもかなり安くおさえられるのです。これを基にリース料が決定されるので金利を含めたとしても総支払額が実際に購入する場合よりも安くなる事も多いようです。
単純に車検時期等の管理や車に係る税金や保険等の管理や手間もかかりませんし、支払いが一定なので資金繰りも楽になります。ぜひ、リースの検討を行ってみて下さい。
借入金のお話 その174
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。
前回旅費交通費の中の出張費の話をしましたが今回はその続きで日当の話です。
出張するときに日当を支払っている会社は実は多くありません。出張といってもせいぜい県内でそんなには遠くまで行かないよ、という会社の場合は日当などない、という会社が普通だと思います。当事務所も県外出張の場合のみ日当を支払っています。
日当は出張に伴う危険や通常と異なる出張に対応する支払であり、実費+日当、という場合と日当ですべてまかなう、という場合の2通りあります。当然前者と後者で支給基準は違い、後者のほうが高いのが当たり前の話です。
ここでよく問題となるのはいくら支払ったらいいのか、ということですが、これは決まりがありません。ただし必要以上に高い日当を支払った場合、その高い部分は受け取った人の給与になってしまうでしょう。適正額であれば会社は通常の旅費交通費、受け取った個人は非課税となります。
借入金のお話 その175
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。
前回旅費交通費の中の日当の話をしましたが今回はその続きです。
日当はいくらが適正かという所は決まりがないので一概に言いきれませんが参考に当事務所の規定をご紹介します。
まず支給の条件は2つあります。1つは県外への出張である事。そしてもう1つはその出張の目的が直接収入につながるものである事。
具体的にいうと研修での出張や付き合いでの出張に対しては日当を支払わないという事です。ただし先方から別途交通費を頂けるような場合は支給します。金額は半日で1500円、1日で3000円です。ただし実際は県外まで出て半日で帰ることはまずないので3000円支給する場合がほとんどです。
宿泊が伴う場合も同じです。
あくまで当事務所の規定ですが参考にしてください。
<このコーナーは2週分掲載し毎週更新しています。>
借入金のお話し その169
経営改善計画の内容とその作成手順の話をします。今回は「成功の条件」の経費の削減についてで役員報酬の減額を役員借入金を使って行うという話の続きです。たとえば50万円の役員報酬を支払っている会社が役員報酬を20万円に引き下げ、減額分をその人が会社に貸し付けている貸付金(会社から見れば役員借入金)の返済という形で受取るのです。これにより本人の生活に支障をきたす事はありません。実際に受け取る金額は変わらないのですから(詳しく言うと源泉税が少なくなる分、逆に手取りは少し増えます)そして役員報酬という経費が月30万円減額されるので年間360万円の経費の減額になり、その分会社の利益が増える形になります。一言でいうと見た目が良くなるという事です。ただし、資金繰りが改善されるわけではありません。あくまで会社は役員に50万円支払うという事実に変わりはないのですから。あくまで見た目をよくする為の策です。
借入金の話し その170
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。役員報酬を減額し、その減額した金額と相当する金額分その社長からの借入金を返済する事により、社長の手取りを変えず経費を減らす事により会社の利益を増やすというやり方です。しかし、これをやろうとした時1つ金融機関からクレームがつく場合があります。それはリスケをしている場合です。リスケとは会社の状況が思わしくない事を受け、金融機関が貸付金(会社から見ると借入金)の返済を一定期間止め、金利だけの支払いにとどめる事をいいます。このリスケをやっている中で上記やり方をしようとすると、表面上は「金融機関からの借入金は返済していないけれど、社長からの借入金はしっかり返している」という事になります。金融機関としてはそんな事ならうちに返してよ、という事になるのです。役員報酬をその分下げているという事はあまり関係がないようです。リスケの最中は要注意という事は覚えておいて下さい。 つづく。
借入金のお話し その171
経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。前回まで人件費の削減の話しをしました。今回から他の経費に目を移します。今回は旅費交通・費です。
「経費削減の3k」という言葉があります。節約しやすい3つの経費の事ですが、3Kとは交通費 ・交際費そして広告費です。旅費交通費はその中の1つにあたります。一言で旅費交通費といっても色々な内容が含まれますので1つづつ区切って話しをします。まずは 通勤費です。通勤費を減額する、という事はなかなか難しい話しです。会社の決まりの中で支給しているとは思いますが、元々からそんなに多額の通勤費を支払っている会社は多くはないでしょう。しかしその内容を見直す必要はあると思います。実際の通勤経路に従って支払われているかどうか。もし本人の申出と違う通勤経路の途中で事故にあっても労災の対象にならなかったりする事もありますので、本人にも影響がでます。当然通勤手段、つまり徒歩なのか電車なのか、そこもしっかり確認しておく必要があります。
借入金のお話 その172
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。前回、旅費交通費のなかの通勤費の話をしました今回もその続きです。通勤費の節約はなかなか難しいのですがそれでも採用するときに考慮することができます。分かり易い言い方をすると「なるべく会社に近い人を採用する」ということです。近ければ近いほど通勤費は安く済みますし、通勤時の危険度も下がる上に本人も楽です。通勤費は社会保険料を計算するうえで支給額に含まれますので本人、会社とも社会保険料を節約するうえでも近いほうが得ということになります。遠いところから通うということは正に「百害あって一利なし」ということです。すでに勤めている人がより遠くに引っ越してしまうというのは止められませんが採用時に、より近い人を採用するということはできるはずです。
また、ちょっと話は違いますが通勤費の上限というものが税法上決められています。その上限を超えて支払う場合は超えた部分は給与の支払いとみなされますので注意が必要です。 つづく
借入金のお話し その173
経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。
今回は 「成功の条件」の中の経費の削減についてです。前回、旅費交通費の中の通勤費の話をしましたが、今回は同じく旅費交通費の中の出張費の話しです。
一日中会社の中にいる総務や経理等の仕事や、製造にたずさわる従業員でラインの中に入り、一日中工場の中にいる、といった人は関係ないのですが、営業や販売などにたずさわっている人達は会社の外に出て色々と動き回るのが仕事です。こういった人達にかかる経費の見直しも行う必要があります。
まず一番単純なのは、電車代やタクシー代等の実費です。これはかかったものについては実額が明確なので、そのまま支払う事になります。ただしその支払いが本当に必要なものであったかはよく確認すべきでしょう。中には「こんな近くなら歩けよ」とか「こんな高い駐車場に停めるな」なんて事もあるかと思います。
一つ一つを確認する事は難しいのかもしれませんが、少なくとも従業員の人達に経費節減の意識を植え付けておくべきだと思います。
つづく
借入金のお話し その165
経営改善契約の内容とその作成手順の話しをしています。今回は「成功の条件」の中の経費の削減についての続きです。経費削減についての一番手はリストラだ、と書きました。但し一ヶ月以上前野事前通知か解雇予告手当の支給が必要です。今回は事前通知の危険性の話しです。借入金のお話 その166
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は「成功の条件」の中の経費の削減についての続きです。
経費節減についての1番手はリストラだと書きました。ただし、1ヶ月以上前の事前通知か解雇予告手当の支給が必要です。
今日は解雇予告手当についてです。よく「1か月分の給与を支払う」と言われますが「前月支給した額と同じ位の額を支払う」というわけではありません。それよりもっと多いのです。というのは1ヶ月分とは30日分ということだからです。
通常1ヶ月に働く日数は22日前後だと思います。残業手当等を含めて1日当たりの金額を算出し、それを30倍して求めるのが「1ヶ月分の給与」なのです。ということは前月分の給与の4割増しぐらいになるのではないでしょうか。
それでも1ヶ月前の通知と違い極端な話解雇予告手当を渡し「明日から来なくていいよ」ということもできます。後腐れないといえばそうですね。ただし、あくまで解雇する正当な理由があっての上の話だということはご理解ください。
借入金のお話 その167
借入金のお話 その168
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。今回は「成功の条件」の中の経費の削減についての続きです。
役員報酬の減額を役員借入金を使って行う、という話をします。
経営改善計画を立てる会社、ということはあまりうまくいってない会社、ということですから、資金繰りが苦しいときなど、社長が自分のお金を会社に貸し付けている、ということがよくあります。
そしてそのお金は実際はなかなか返せないですし、元から返してもらうつもりなどない、ということも多いと思います。
その場合次のような手があります。
まず役員報酬を下げます。例えば月50万円だった役員報酬を一気に月20万円に下げてしまいます。そしてその減額分を役員借入金の返金という形で支払うのです。経理的には役員報酬という経費を20万円支払い、役員借入金という負債を30万円減額していく、ということになります。実際に支払われるのは今までおと同じ50万円です。逆に正確にいうと所得税の対象となるのは役員報酬の20万円分だけですから役員貸付金を返済してもらう30万円についての所得税分は手取りが増える形になります。
つづく。
借入金のお話 その159
経営改善計画のお話をしていますが少し休んで数回にわたり中小企業金融円滑化法と中小企業経営力強化支援法の話をしています。
来年3月末日をもって中小企業金融円滑化法が終了します。そしてかわりに施行されるのが中小企業経営力強化支援法です。最初に厳しい話をします。今までの中小企業金融円滑化法は全ての中小企業を救えという感はじでした。 今度の中小企業経営力強化支援法はリスケ等を行っても経営改善が進まなかったところはなるべくきれいな形でつぶれてもらいましょうという感じです。一言でいうとダメそうな所はもう救いませんよという事です。
ただし当然それだけではありません。再建に向けてしっかり計画を立て着実実行しているところについては経営革新等支援機関との連携のうえ健全な経営に向け支援していきましょうという事になっています。
ここでいう経営革新等支援機関とは経済産業局から認定を受けた金融機関や税理士等です。ちなみに当事務所はすでにこの認定を受けております。そんな形で今金融が動いているぞという事をご理解ください。
借入金のお話 その160
経営改善計画の内容とその作成手順について話を戻します。
今日は「成功の条件について」で、販売管理費の削減についてお話をします。
同じ売上、同じ利益が取れるのであれば経費が少なければ少ないほど手元に残るお金は増えるということになります。一般に経費と言われているのが販売管理費のことです。正確に言うと「販売費及び一般管理費」であり、略すと「販管費」となります。細かく見れば販売費は売上のためにかかった経費で営業のための交通費や得意先と飲食した交際費等がこれに当たります。一般管理費は同じ交通費でも従業員の通勤費であったり、事務所の家賃といった売上や仕入れと直接つながらないものを言います。ただし、この二つをあえて分ける意味があまりないのでだいたいまとめて「経費」という言葉を使っています。言葉の説明で大半を使ってしまいましたが、この販売管理費の削減についてこれから何回かにわたって話をします。売上は「増やしましょう」といってもおいそれとはうまくいかないと思いますがそれに比べると経費の削減のほうが取り組みやすく、しかもすぐに効果があらわれるのです。
借入金のお話し その157経営改善計画のお話を少し休んで中小企業金融円滑化法の話をします。金融庁は以前金融機関が安易に貸付けを行わないよう厳しいチェックをしていました。当然 金融機関も貸倒れなどに至らないよう厳しい審査をしていました。これがこの中小企業金融円滑化法ができた事により大きく変わりました。資金繰りが苦しい中小企業への貸付をなるべく厳しくするな。すでに貸している先が資金繰りに苦しんでいる場合は金利だけの支払いにとどめ、元金の返済を止めなさい、という内容です。これにより行われたのが「リスケ」。つまり リ・スケジュールです。「リ」は再び、という意味「スケジュール」は計画ですから再計画。つまり返済計画をもっと延ばしてあげましょうという事です。これにより中小企業は元本の返済を先延ばしにする事ができ、おかげで資金繰りがその分楽になり、その間に立ち直りを図るように、と言うことでした。実際にリスケを受けた会社も多数あり、かなりの会社が助けられた事と思います。
借入金のお話し その158
経営改善計画のお話をしていますが、少し休んで数回にわたり中小企業金融円滑化法と中小企業経営力強化支援法の話をしています。借入金のお話 その159
経営改善計画のお話をしていますが少し休んで数回にわたり中小企業金融円滑化法と中小企業経営力強化支援法の話をしています。
来年3月末日をもって中小企業金融円滑化法が終了します。そしてかわりに施行されるのが中小企業経営力強化支援法です。最初に厳しい話をします。今までの中小企業金融円滑化法は全ての中小企業を救えという感はじでした。
今度の中小企業経営力強化支援法はリスケ等を行っても経営改善が進まなかったところはなるべくきれいな形でつぶれてもらいましょうという感じです。一言でいうとダメそうな所はもう救いませんよという事です。
ただし当然それだけではありません。再建に向けてしっかり計画を立て着実実行しているところについては経営革新等支援機関との連携のうえ健全な経営に向け支援していきましょうという事になっています。
ここでいう経営革新等支援機関とは経済産業局から認定を受けた金融機関や税理士等です。ちなみに当事務所はすでにこの認定を受けております。そんな形で今金融が動いているぞという事をご理解ください。
借入金のお話 その154
経営改善計画の内容とその作成手順について話をしています。今回は「成功の条件について」の続きで売上を増加させる方法について話を続けます。
「物の質を上げる事により売上単価を上げる」という事について話をします。
売上単価が上がれば売上高は増えます。但し売上単価をただ単に上げるだけでは顧客は買い惜しみをしてしまう可能性があります。また同じようなものを同じ金額で売っている他の会社があった場合は顧客はそちらに流れてしまい、売上が逆に大きく減少してしまう可能性があります。
そうなるとやはり売上単価を上げるためにはそれに見合うだけの質の向上が求められます。しかし質の向上の為にかかる原価分をそのまま売上に乗せるだけでは利益の増加にはつながりません。それなりの利益をとれる値段設定が必要となります。
といいながらはっきりいってそう簡単に質を上げられるもんでもないですがね・・・。
借入金のお話し その155
経営改善計画の内容とその作成手順について話をしています。今回は「成功の条件について」の続きで売上利益率の向上について話をします。
利益率は粗利率と同じで100円で仕入れた物を150円で売った場合は利益率50%となります。利益率を上げる方法は2つあります。1つは売価を上げる事。そしてもう一つは仕入金額を下げる事です。売価を上げる話はすでにしましたのでここでは仕入金額を下げる、という事について話をします。 例えば卸売りや小売りをしている、という会社であれば、仕入値を下げる方法はっきり言って1つしかありません。値下げしてもらう。そのまま形を変えずに売っているので工夫のしようがありません。
しかし製造して販売しているような業種であれば工夫できる所があるかもしれません。確かに単純に値下げしてもらう、という手はあります。
しかしそれ以外にも安い材料を仕入れてそれをうまく使って元の製品と遜色ないものが出来るのであればそれにこした事はありません。ちょっと考えてみてください。
借入金のお話し その156
経営改善計画のお話しをしていますが、ここでちょっとより道をして法律改正があった事についてお話しをします。
今「中小企業金融円滑化法」という法律があります。これは時の亀井大臣の肝入りで作られた法律ですごく単純にいうと金融機関に対し中小企業の保護を求めた法律です。
金融機関はお金を貸してその金利を稼ぐのが主な仕事です。貸付先が健全な経営を行っていれば問題ないのですが、今のご時世皆なが皆な黒字経営をしているわけではありません。はっきり言ってつぶれそうな企業もたくさんある状態です。そんな中小企業に貸付をしている場合はその企業の倒産等により金融機関は大きな損害を被ってしまうかもしれません。そんな事が多数起き、もし金融機関自体がつでれてしまったら地方経済に大きな悪い影響を与えてしまいます。
そして、そんな事にならないようにその金融機関の立て直しの為に国から多額の資金が注入されたりします。
以前はそんな事にならないように金融庁は金融機関に対し厳しいチェックをしていました。
つづく
借入金のお話し その152
経営改善計画の内容とその作成手順について話しをしています。今日は「成功の条件について」の続きで売上を増加させる方法について話を続けます。
まず、売上単価を上げる、という方法ですが、これは一番単純かつ一番難しい方法です。逆に売上単価を下げることにより売上を上げる、という方法をとっている所が多いぐらいです。しかし残念ながら100円ショップのように薄利多売を求めるためには体力が必要です。単純にいうとお金と組織力が必要なのです。大量に仕入れるから安く仕入れられる、だから店舗もたくさんある、という状況に持っていくのには中小企業にとって荷が重すぎます。これに対抗するには何らかの勝負できるものを持っていなければなりません。やはり値をいたずらに下げることについては賛成しかねます。
とはいえ先に書いたとおりそう簡単に値を上げられるものではありません。
どこでも売っているものについて値上げしたら売上は減るどころかゼロになってしまうかもしれません。ですから本当の一般小売店では無理な話かと思います。でも定価がないものを扱っている商売はたくさんあります。
借入金のお話 その153
経営改善計画の内容とその作成手順について話をしています。今回は「成功の条件について」の続きで、売上を増加させる方法について話を続けます。
売上単価を上げる方法が一番なじむのは飲食店だと思います。例えばラーメン一杯、ざるそば一杯にしても「大体このくらい」という値はあっても全ての店がこの値段という事はありません。という事は例えばラーメン屋さんで全てのラーメンの値段を50円上げたとしてもそれを受けてお客さんが激減する事は無いと思うのです。しかも各ラーメン単価が平均500円のラーメン屋が50円値上げするとしたら単純に考えて売上が1割Upします。ただし何回もそれを続けるとお客さんは離れていくでしょう。
また当社でしか扱っていない、というような商品がある場合もお客さんは他に逃げようがないので値上げは容易です。ただし他には逃げないまでも単純に買わなくなる、ということは考えられますのでやたらな値上げはできません。
あわせて定期的な取引先があるような場合は定価表の郵送、などの手続きを行う方がよいでしょう。これを行った上で、いつから、ということを明確にしておかないと信頼を失ってしまいます。
借入金のお話 その149
経営改善計画の内容とその作成手順について話をしています。今回は大項目「商品・市場戦略について」の小項目「対象とする市場、顧客層は」の続きです。
具体的には次のようなことを書きます。
借入金のお話し その145
経営改善計画の内容とその作成手順について話をしています。前回は経営目標の話をし実行可能性をふまえながら具体的方法を考え、実際の数値に落としこんでいかなければならない、という話をしました。
つづいて大項目でいう「商品、市場戦略について」です。その中でまず「販売する商品、サービスは」という項目についてです。これは何をどういったサービスをつけて売るか、という意味ではありません。物を売る商売の会社であれば「販売する商品は」となりますしサービスを提供する会社であれば「販売するサービスは」という意味になります。
つまり具体的に何を売っていくのか、という事ですが、はっきり言ってここはたぶん現在売っているものやサービスを記入する事になると思います。1つの機会として全く新しい物やサービスを売っていく、とう考え方もあるかもしれませんが、それは逆に危険を伴いますのでなかなか手を出せないと思います。ただし今の守備範囲を広げて「全く新しいもの」ではなく「これも手がけるようにしました」というものであれば手がけてもいいかと思います。
借入金のお話し その146
経営改善計画の内容とその作成手順について話をしていきます。
前回「販売する商品・サービスは」という項目について説明しましたが今回はその続きです。具体的には「今何を売っているのか」ではなく「これから何を売っていくのか」を記入するのですが、前回お話ししたように実際は今売っているものと、これから売っていこうとするものはあまり変わらないと思いますのでそのまま今売っているものを記載することになると思います。具体的にはこんな感じです。
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